ホロスコープ「4ハウス」が持つ意味は?
ホロスコープ「4ハウス」は、基盤の部屋と言われており、その人の起点となるもの――「家族」や「自分の居場所」、「戻るべき場所」、「地元」など、生まれ育った環境や生活などを表しています。
そのままの意味とも捉えられますし、解釈を変えると、「心を形作る基盤となる環境」や「心を休ませられる安心できる場所」とも捉えられます。
「3ハウス」では生まれた場所から外に出ていく様を映していました。
次の「4ハウス」では、通勤・通学をして家に戻ってくるように、「戻るべき場所」を示しているのです。
つまり、「4ハウス」を読み解くことで、家庭環境や家族との繋がり、近しい仲間とのかかわり方が分かります。
そして、仕事や勉強、人間関係で疲れた時に「ここに帰ると充電できる」という”心のホーム”を作るためのヒントが得られるでしょう。
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4ハウスに「太陽」が入っている人の性質は?
4ハウスに「太陽」が入っている人は、家族を一番に置く家庭的なタイプです。
太陽は、「行動の目的」「プライド」「威厳」「自分らしさ」を司る天体です。
4ハウスに「太陽」が入っている人は、家族や身近な存在がいることが原動力となり、安らげる場所があるかどうかが人生が発展するカギとなっています。
太陽の行動力を十分に発揮するには、まずは英気を養う安心できる場所が必要です。
心地よく過ごせるホームの環境を整え、家族や近しい人を大切に守っていくのが4ハウスに「太陽」が入っている人の特徴です。
守るべき存在が底力を発揮させてくれるので、なかにはリモートワークや自宅兼店舗など仕事の拠点を家庭に置く人も少なくありません。
女性であれば家庭を切り盛りする良妻賢母に、男性であれば家庭と仕事を両立する人となるでしょう。
4ハウスに「月」が入っている人の性質は?
4ハウスに「月」が入っている人は、家族やプライベートな空間と時間を大切にし、またそれらに触れることで英気を養うタイプです。
月は「感情」「心」「安心感」「肉体」を司る天体です。
つまり、心の安定が家族の存在・家庭と繋がっていることを4ハウスは示しています。
ほかのどの天体よりも、より家族を重要視したり、居心地のいい居住環境にこだわる傾向があります。
休日は家族と家でゆっくり過ごしたり、仕事よりもプライベートに多くの時間を割きます。
4ハウスに「月」が入っている人にとって、自宅はこだわりをもって築き上げた城のような感覚のため、環境が大きく変わったり、引っ越しをすることに強い抵抗感を感じます。
また、月は「母親」を表しているため、母親の家庭づくりや家族との関わり方に強く影響を受けやすいでしょう。
4ハウスに「水星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「水星」が入っている人は、心から安らげる場所で身を置き、のびのびとできる環境で才能を発揮していくタイプです。
水星は「知性」「情報」「物事を認識する力」「コミュニケーション」を司る天体です。
4ハウスに「水星」が入っている人は、自分に心地の良い場所を広げ、そこをエネルギーを充電する拠点にすることで、いろいろな場所で全力で取り組めるようになります。
もともとフットワークが軽く、自宅に限らず、さまざまな場所や人のもとに自分が居心地が良いと感じる環境を整える天才です。
幼少期は近所や友達の家、親戚の家へよく遊びに出かけ、その周辺の人たちとも密な関係を築く傾向があります。
にぎやかに過ごすことが好きなので、結婚したら友人家族を招いてワイワイと楽しんだり、子供を沢山もったり、家族の団らんを大切します。
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4ハウスに「金星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「金星」が入っている人は、家族と過ごす豊かで幸せな時間を重要視する家庭人タイプです。
金星は「美しさ」「愛」「調和」「快楽」を司る天体です。
4ハウスに「金星」が入っている人は、子供の頃に家族や周囲の人からたっぷり愛されて育ってきた傾向があります。
目上の人にはかわいい弟・妹のように可愛がられ、目下の人には憧れの兄・姉のように尊敬されるでしょう。
そして自分が子どもを持つ立場になった時、家族を守ろうという強い心と自立心が育ちます。
また、もともと家庭的な面が強く、部屋をセンスのいいインテリアで揃えたり、凝った料理をしたり、ガーデニングで華やかにするなど、居心地のいい居住環境を整える才能に溢れています。
おもてなしや人を喜ばせる才能があるので、家族はもちろん、身近な人々に愛されやすいでしょう。
4ハウスに「火星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「火星」が入っている人は、家族や家庭など基盤となる環境でエネルギーを溜めパワフルに動くタイプです。
火星は「行動力」や「情熱」「闘争心」「リスク」を司る天体です。
ありのままでいられる家庭や家族の存在を軸にして、パワーを活性化させます。
にぎやかな家庭を好み、家では活発に動くエネルギッシュなタイプですが、外では大人しくなる内弁慶の方が多いようです。
4ハウスに「火星」が入っている人は幼少期に父親と母親の喧嘩をみたり、家庭内不和を経験するなど早くから人生経験を積むことによって、他の人よりも一歩先に自立する心が育つ傾向にあります。
もともと父親や育った環境に対抗する気持ちを持っており、親や兄弟と喧嘩をすることが多い家庭だった人も少なくないでしょう。
大人になってもその傾向があるので感情コントロールが大切です。
4ハウスに「木星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「木星」が入っている人は、家庭やふるさとなど自分の居場所から心の安定や豊かさを受け取るタイプです。
木星は「広がり」「新しい展開」「思想」「豊かさ」を司る天体です。
4ハウスに「木星」が入っている人は家族を愛する気持ちが強く、またそれが精神的な充足に繋がっています。
愛情深い家族に育てられ、子供の頃から過保護な環境で育ってきた人が多く、大人になってからも家族やふるさとから豊かな恩恵を受ける傾向があります。
そのため家族やふるさとが大好きで、なかなか地元から離れられない人が多く、地元で就職したり、結婚しても実家の近くに居を構える人も少なくないでしょう。
自分が甘やかされて育ってきた分身内に甘く、周囲とのズレが生じやすいところがあります。
周りをよく見て適切な関わり方を意識しましょう。
4ハウスに「土星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「土星」が入っている人は、安定した居場所や家庭を築くことに憧れるタイプです。
土星は「秩序」「忍耐」「制限」「努力」を司る天体です。
4ハウスに「土星」が入っている人は幼少期に両親に厳しくしつけられ、たくさんのルールに縛られたり、過度に将来を期待されたり、習い事をたくさんさせられたりと、窮屈な家庭で過ごしてきた人が多いでしょう。
そのため家族の前であってもありのままの自分を出すことが苦手で、甘え下手な傾向があります。
安定した居場所や家庭に憧れるのは、息苦しかった幼少期の記憶が背景にあるためです。
そうした環境で過ごしてきたため、家庭を持つと今度は自分が家族を抑圧してしまうことがあります。
家庭や結婚で辛い思いをする人も少なくありませんが、晩年は家族運が上がり、一家の主になります。
4ハウスに「天王星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「天王星」が入っている人は、既成概念にとらわれない、自由な家庭の形を築くタイプです。
天王星は「個性」「改革」「独立」「急激な変化」を司る天体です。
4ハウスに「天王星」が入っている人は、独特のルールがあったり、型破りな両親がいたりと、一般家庭とは全く違う雰囲気で育ってきた人が多いでしょう。
また、親の転勤で日本各地を転々としたり、仕事などの事情で家族がバラバラで暮らすケースも少なくありません。
そのため家庭を持っても自由に過ごしたい思いが強く、家族と過ごすよりも自分のプライベートや仕事を重視する人が多いです。
家庭第一主義者や依存タイプのパートナーとの結婚や、地域活動などの縛りやしきたりがある地域での暮らしは合いません。
洗練されたセンスがあるので、変化の多い都会生活が性に合うでしょう。
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4ハウスに「海王星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「海王星」が入っている人は、家庭に理想を抱きつつも、他人と家族との境界線があいまいで不安定なタイプです。
海王星は「イメージ」「感性」「インスピレーション」「夢」を司る天体です。
幼少期では安定した家庭を経験せず、芸術家や芸能活動など不安定な収入や転居が多かったりと、浮世離れした家庭で育つ傾向があります。
地に足がついていない環境で育ったこともあり、家庭に対して夢や憧れを描いている人が多いです。
もともと空想家で「こういう家庭がいい」というイメージはたくさん涌きますが、現実とのギャップに悩みやすいところがあります。
また不思議な感性を持っており、自分の居場所と他人、社会との境界線があいまいになってしまう人が多く、自分の家じゃなくてもくつろいだり、友達の家に居座ったりすることがあります。
4ハウスに「冥王星」が入っている人の性質は?
4ハウスに「冥王星」が入っている人は、大きく変わる家庭環境とともに成長していく不屈タイプです。
冥王星は「破戒と再生」「カリスマ性」「変容」を司る天体です。
4ハウスに「冥王星」が入っている人は親の影響力が強く、幼少期に親の理不尽さと自分の非力さを感じてトラウマを覚えたり、安心できない環境で育ったりと、両親の強い支配下で暮らしてきた人が多いでしょう。
また、親との死別など、幼少期に衝撃的な経験をする人もいます。
しかし4ハウスに「冥王星」が入っている人は「破壊と再生」のキーワードから「七転び八起き」の性質がありますので、変化が多いほど人生が好転するきっかけとなります。
辛くとも変化を乗り越えることで人間的魅力や能力がアップし、結果的に安定した居場所を築いていけるので、諦めずに進んでください。
ホロスコープ「4ハウス」の開運方法には何がある?
ホロスコープ「4ハウス」は、暮らしの基盤となる居場所を表しています。
自分の居場所=心が休まる場所、休憩所、また英気を養える場所です。
自分の居場所を把握しておくことで、仕事や勉強、また試練に立ち向かっていくパワーを得ることができます。
どんな居場所が最適なのかはどの天体が入っているかで変わります。
自分の基盤を整える場所が最適であれば、人生を切り拓く力が増し、将来が大きく変わっていく人も少なくありません。
また、幼少期の環境や経験は性格や思考に大きな影響力をもたらすので、ホロスコープ「4ハウス」をしっかり読み解くことで、自分をより深く知ることができるでしょう。
精神的に不安になった人は、ホロスコープ「4ハウス」の天体を読み解けば、心が育まれてきた過程、育まれた心とどのように寄り添うかのヒントを得られるはずです。
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